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ダイレクト印字と再転写印字加工の違い~工程・仕上がり・用途~

ダイレクト印字と再転写印字加工の違い~工程・仕上がり・用途~

2017/05/31

PVCプラスチックカードの印刷手法には、ダイレクト印字(全面昇華転写加工)と再転写印字加工の2種類があります。

今回は、それぞれの印刷方法・仕上がり・用途の違いについて紹介します。

ダイレクト印字と再転写印字加工の印刷方法の違い

まず、印刷方法の一番の違いは、カード本体に印刷するか再転写フィルムに印刷するかという点です。また、再転写印字の場合、ダイレクト印字に比べて工程が増えるので、ダイレクト印字よりも納期が長くなり、料金も上がります。

ダイレクト印字(全面昇華転写加工)

ダイレクト印字は、CMYKOインクリボンでカード本体に印刷します。CMYKの4色のカラーリボンをカードに直接印字した後、O=透明の保護フィルム(オーバーコートフィルム)でカード表面全体を保護します。

このフィルムは、カード表面の印字が剥がれないようにするためのものです。

インクを転写しただけだと、カードの表面からすぐに印字が剥げてしまいます。プラスチックにペンで書いた字が、こすると消える様子をイメージしていただくとわかりやすいのではないでしょうか。

ベースカード作製+昇華転写加工の方法 

 

再転写印字加工

再転写印字は、カードに直接印字するのではなく、透明の再転写フィルムの裏側に印字した後、印字された再転写フィルムをカード本体に熱転写します。インクリボンはCMYKを使用します。

カードへの直接印字ではなく、フィルムへ印字した後に、フィルムをカードに貼りつけるため、ダイレクト印字よりも工程がひとつ多くなります。

印字はフィルムの裏側からで、印字面がフィルムとカード本体に挟まれた状態になるため、カードへの印字が剥がれる心配はありません。

再転写印字加工

用途の違い

非接触ICカードには再転写印字加工がおすすめ

かつては表面に凹凸のある非接触のICカードには、再転写印字加工を施すことが一般的でした。印刷自体は平坦なフィルムに行うため、カード本体の凹凸などの影響を受けにくいからです。

近年技術が向上し、多少の凹凸であればダイレクト印字でもほとんど問題なく印字できるようになりました。しかし、それでも完全に凹凸の影響を受けないわけではないので、クオリティーにこだわりたい場合はダイレクト印字より再転写印字加工の方がおすすめです。

 

PET-Gカードには再転写印字加工しかできない

PET-Gカードは、焼却時に有害物質が発生しないエコ素材として最近よく使われるようになってきたカードです。さらに、比較的柔軟な材質である特性を生かし、非接触のICカードにも広く用いられるようになりました。

広く普及してきたPET-Gカードですが、選択できる印刷手法は再転写印字加工のみとなります。

仕上がりの違い

ダイレクト印字と再転写印字加工という2つの印刷方法で、作られたカードの仕上がりにほとんど差はありません。しかし、ダイレクト印字の方がカードのフチにわずかに白い隙間ができてしまいます。再転写印字加工ですと、カードのエッジ部分まできれいに仕上げることができます。

(上)再転写印字、(下)ダイレクト印字

費用的には、ダイレクト印字の方が工程が少ない分リーズナブルになりますが、より高品質なものをお求めでしたら、再転写印字加工がオススメです。

まとめ

これまで、ダイレクト印字と再転写印字加工について説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。

非接触ICカードやPET-Gカードへの印字・高品質なカードをお求めでしたら、再転写印字加工を、短納期かつリーズナブルなカードでしたら、ダイレクト印字をおすすめします。

カードへの印字について、不明点やご心配なことがありましたら、お気軽にお問合せください。