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磁気ストライプカードの規格による印刷費用の違いについて

磁気ストライプカードの規格による印刷費用の違いについて

公開日:2017/01/13
更新日:2020/05/01

病院の診察券や、キャッシュカード、クレジットカード、そしてメンバーズカードによく使われているのが磁気ストライプカードです。写真のように、カードの表か裏に黒い磁気テープが貼られているのですが、実は磁気ストライプは1種類ではありません。

このような磁気ストライプカードには、規格によって違いがあるのをご存じですか?

今回は、磁気ストライプカードの規格による違いについて、簡単にご紹介いたします。

磁気ストライプは規格によって構造が違います

まず、磁気ストライプカードの種類は大きく2つに分けられ、海外でも流通している国際規格のものと、日本国内でのみ流通している国内独自の規格のものがあります。

(国内独自の規格)
日本国内でのみ流通している磁気ストライプカードは、JIS規格で規定された「JIS2型」を使用しております。
例えば、国内のキャッシュカードは、このJIS2型の規格に沿って作られています。
JIS2型の磁気ストライプは、カードの表面に貼ることが決められています。キャッシュカードの表面に磁気ストライプが印刷されていないように見える場合は、上から印刷を重ねる”隠ぺい印刷”で隠されていることもあります。

(海外での規格)
それ以外、海外でも流通する磁気ストライプカードの規格は「JIS1型(ISO)」です。JIS1型とISOは同じ規格です。
JIS1型の磁気ストライプは、さらに3種類の仕様があり、それらを組み合わせて1つの磁気ストライプを構成しています。
最もメジャーなのは、JIS1型のトラック1(IATA)、JIS1型のトラック2(ABA)です。JIS1型のトラック3は古くからあった規格ですが、現在はほとんど使用されていません。
JIS2型の規格に沿い作られた国内キャッシュカードの裏面に、JIS1型の磁気ストライプが印刷されていることもあります。

そして、それぞれの規格によって、以下のように仕様が異なります。

・JIS1 トラック1(IATA):最大文字数72~79文字で、英数字が可(79文字が一般的)
・JIS1 トラック2(ABA):最大文字数40文字で、数字のみ可
・JIS1 トラック3(TTS):最大文字数107文字で、数字のみ可
・JIS2 (日本独自の規格):最大文字数72文字で、英数字が可

このように、少しマニアックな内容ではありますが、磁気ストライプは規格によって構造が違うのです。

磁気ストライプカードの規格を調べる方法

磁気ストライプカード(JIS1規格とJIS2規格)

では、こちらの2枚並んだ磁気ストライプカード、どちらが国際規格のJIS1型カードで、どちらが国内規格のJIS2型カードかお分かりでしょうか?

正解は、左がJIS1型右がJIS2型の磁気ストライプカードです。

こちらのJIS1型の磁気ストライプカードは、2つのラインが入っているので黒い帯が太くなっていますが、この帯の太さが少ししか変わらないこともあり、パッと見ただけではどの規格で印刷されたものなのか、なかなか分かりづらいことも多いです。

そこで、私たちがよく使うのは磁気投影フィルムです。
ここで磁気ストライプのサンプルを見ていただこうと思います。
磁気投影フィルム

少し見えづらいかもしれませんが、磁気投影フィルムの真ん中に太い横線が浮かび上がっているのが分かるかと思います。これはJIS2型で構成された磁気ストライプです。

磁気投影フィルム

次に、こちらは2つの磁気ストライプが入っていますが、上下で構造が違うのにお気づきでしょうか?
これは、IATAとABAを組み合わせた、国際規格JIS1型の磁気ストライプカードです。

どちらも細バーと太バーが横一列に並んで構成されていますが、上のストライプは細かく、下のストライプは粗くなっています。
上の磁気ストライプがJIS1型トラック1(IATA)、下の磁気ストライプがJIS1型トラック2(ABA)なのですが、同じ横幅のカードに違った情報量や文字種が入っているため、このような違いが出てくるのです。

このように、磁気ストライプに磁気投影フィルムをかざすと、そのカードがどの規格の磁気ストライプカードなのかが分かります。

JIS1型(国際流通)の磁気ストライプカード印刷も可能

ここで、皆様にお伝えしておきたいのは、“JIS2型(国内流通)だと思っていた磁気ストライプカードが、実はJIS1型(国際流通)だったという場合がある”ということです。普段、国内でお使いのカードでも、海外展開しているメーカーやショップなどの場合、JIS1型の磁気ストライプカードのことが多くあります。

国内で生産される磁気ストライプカードは、国内流通の規格であるJIS2型を基準にお値段が掲示されていますので、作りたい磁気ストライプカードの規格がJIS1型だった場合、考えていたカードの印刷費用とは違いが出てしまいます。JIS1型は、JIS2型よりも印刷コストが少し割高です。

お客様から「JIS1型の磁気ストライプカード(メンバーズカード)を作りたいのですが、対応できますか?」とご相談を受けることがあり、その対応は可能ですが、若干費用面が異なりますので、ご相談いただければと思います

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